電脳>Panasonic HDC-SD5とSDHCメモリーカード

今更ビデオカメラを買い換えることなどないと思っていたのですが、いくつかの理由があってHDC-SD5というPanasonicのSDメモリカードが記録媒体の機種を購入しました。4年ほど前に8センチDVD-Rが記録媒体のHitachiの(Panasonicと共同開発)機種を購入しましたが、記録時間が片面20分程度で今ひとつ使えませんでした。ビデオカメラの記録媒体も、テープ、DVD-R、ハードディスク、SDメモリーカードと進化を遂げてきましたが、いよいよ最終ゴールに達したようです。

Panasonic デジタルハイビジョン SDビデオカメラ SD5 シルバー 3CCD搭載 HDC-SD5-S
松下電器産業
powerd by Amazon360

とにかく非常に小さいです。これならば、カバンに入れて持ち歩けます。ブログで動画を使うために、かなり役に立ちそうです。最初から4GBのSDHCカードが付いています。これで、1920x1080で40分、1440x1080で1時間撮影できます。SDHCというのは、SDと同じだと思って、8GBのSDHCカードを購入しました。


秋葉原のあきばおーで約1万円でした。
SDHCf.JPG

SDHCカードといっても、端子の形状はSDカードと同じでした。
SDHCr.JPG

さて試し撮りをして、PCへこのデータを取り込もうとして、困ってしまいました。このビデオカメラに付属のソフト「HD Writer」をPCにインストールして、SDメモリスロットにSDHC8GBのカードを挿入しました。HD WriterからSDメモリーカードのデータを読み込もうとしたのですが、SDメモリーカードを認識しません。そこで、やっと気がつきました。(遅い!)SDHCというのは、端子形状は同じだが何か規格が違うということに。。

Wikipediaでは、以下の解説があった。
「旧来のSDメモリーカードはFAT32に未対応で、規格上の最大容量は2GBとなっていた。しかし、デジタルカメラの高画素化や動画機能の充実によって、上限が2GBでは十分でないシチュエーションが生まれてきた。そこで2006年にSDメモリーカードをFAT32に対応させると同時に、動画撮影などに対応するために最低保証転送速度を規定したクラス分けを行ったSDHC(SD High Capacity)という仕様が策定された。これにより、規格上、最大32GBまでの大容量化が可能となった。」

端子形状は同じなので、ファームウェアをアップデートすることで読めるカードリーダーもあるらしい。

今持っているPanasonic Let’s note CF-T4のSDメモリカードスロットも、IOデータの2年ほど前に買ったカードリーダーもSDHCメモリーカードには対応していない。そこで、仕方なく新しいSDHC対応のメモリーカードを購入することにした。

バッファローコクヨサプライ BUFFALO マルチカードリーダー 25メディア対応 ブラック MCRA25U2BKA
バッファローコクヨサプライ
2007-08-01
定価 ¥ 2,772
powerd by Amazon360

これをPCにUSBで接続して、SDHCメモリーカードを読み込んだところ、まったく問題なくHD Writerでデータを読み込むことができました。ビデオカメラには、USB接続ケーブルがついているので、ビデオカメラからPCへ取り込むことは、このカードリーダーを購入しなくてもできますが、カードリーダーの方がいくつか優れている点があります。

(1)転送時間が短い。
  10分撮影した619MBの動画データを読み込んだ時間は、以下のとおりです。

–   カードリーダー     39秒
–   カメラのUSB接続   93秒

  カードリーダーは、倍以上高速に読み込めます。
  8GBで2時間の録画を行った場合、カードリーダーで8分、カメラのUSB接続で18分もかかります。

(2)操作が簡単
  カードリーダーの場合は、スロットから取り出して、入れるだけです。
  カメラのUSB接続の場合は、電池の代わりに充電ユニットから電源を供給しなければいけないため、
  付け替えが面倒です。(おそらく、転送中に本体の電源がなくなって、トラブルになることを防ぐため)

以上 SDHCの規格を良く理解していないために、ちょっと苦労しましたが、SDHC規格対応のカードリーダーを購入することで、非常に快適になりました。

2007年11月04日 | Posted in 電脳 | | No Comments » 

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください