決定版:EPGStationで使うplex media server用タグ付けjavascript

以前作成したplex media server用タグ付けjavascriptは、
エンコード時の名前にplex media serverに登録するTV番組向けのタグをつけるという処理で作成しました。

ところが、使っていると、tsファイルをエンコード後削除できないという不具合もあり、改善を試みました。

その結果、EPGStationの中のencodingFinishCommandを利用することで、スマートに解決ができました。

 

含まれているファイル

  1. plextag.js plex用のタグを付加するjavascript
  2. plextag.txt 本ファイル説明書

本説明書は、plextag.jsの機能と使い方を説明します。

plextag.jsの機能

plextag.jsは、EPGStationの中で使用する専用scriptです。
録画したTSファイルをエンコードした際、エンコード終了時に実行されます。

本scriptは、plex media serverに登録するTV番組向けのタグを
自動的に付加することができます。
特に、アニメやドラマの連続物に必須の機能となっています。
シリーズ1のエピソード1の場合、エンコードしたファイル名から情報を抽出して
s1e1というタグをファイル名に追加します。
対応するシーズン名は、
シーズン1
season1|Season1
対応するエピソード名は、
第1話|第1夜|第1回
(1)
#1|#1|♯1

<2023年9月26日>
九十九までの漢数字に対応

plextag.jsの使い方

  1. scriptのダウンロード
    下記からscriptをダウンロードしてください。

    その中のplextag.jsというファイルを確認してください。
  2. scriptの設置
    ~/git/docker-mirakurun-epgstation/epgstation/config
    の中に、plextag.jsをコピーしてください。
  3. scriptの呼び出しを設定
    epgstation/configフォルダの中にあるconfig.ymlファイルを編集します。
    以下の行を追加します。
    encodingFinishCommand: ‘%NODE% %ROOT%/config/plextag.js’
    config.ymlの中のどこにおいてもいいのですが、
    「encode:」と「urlscheme:」の間に置くのがわかりやすいと思います。
  4. scriptの起動
    準備が完了したら、~/git/docker-mirakurun-epgstationまで戻って、
    docker-compose down
    docker-compose up -d
    これ以降、エンコードしたmp4ファイルには、タグが付けられます。

<シーズンが明示的にわからない番組名の場合の対処法>
例えば、以下のタイトルの場合
『アンという名の少女3(1)「知りたい秘密」[二][字]』

録画ルールを記述する中の、
「ファイル名形式」で明示的にシーズンを示すために、
「_season3」を追記することで、解決することができます。

ファイル名形式  %HALF_WIDTH_TITLE%_season3_%YEAR%-%MONTH%-%DAY%_%HOUR%%MIN%

その結果、
『アンという名の少女3(1)「知りたい秘密」[二][字]_season3_2023-08-07_2200』
となるため、
plextag.jsを実行すると、以下のように、正しいタグをつけることができます。

『アンという名の少女3(1)s3e1「知りたい秘密」[二][字]_season3_2023-08-07_2200』

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