自作>AtomマザーD945GCLF2と電源の相性

家にある静音サーバーをN4L-VMからD945GCLF2に入れ替えている。今回4台目のリプレースを12月29日の夜に実行した。これが大失敗だった。今まで動いている3台のうちの1台のケース・電源を使って、何とか3時間程度の間に立ち上げなおすことができた。このブログを作成しているPCなので、あまり長い時間止めたくなかった。新年を迎えるにあたり、PCの性能を倍にして、今後のアクセス数増大に備えようというのがきっかけだった。

結局何が立ち上げ失敗の原因だったかというと、電源だった。新しい電源を買ってきて、つないだら問題なく動いた。4,5年前のケースで電源が古く、最近のマザーボードの仕様と合っていないようである。詳しい違いはいまだにわからない。
dengen1.JPG

古い電源のラベルを見ると、必要な3.3V、5V、12V、-12V、5VSBは供給しているので、一見問題ないように見えるが、電源スイッチを入れても、マザーボードの冷却ファンが一瞬廻ってすぐに止まってしまうのである。

今までに3台動かしている実績があるので、慌てず前に動作確認をしているマザーボードを取り外して、今回の問題ある電源とつなげたら、全く同じ動作で立ち上がらない。それで電源が怪しいことがわかった。もし一つしかマザーボードがなかったら、いつまでも気がつかなかっただろう。

新しく買ってきた電源は、株式会社サイズのライフパワー400Wである。
dengen2.JPG

この電源の箱の説明によると、「+12V出力2系統搭載、デュアル・クアッドコアCPUや省電力系CPUにも対応」と書かれているので、この+12V系で何か相性のようなものが存在するようである。とにかく電源を入れ替えたことで、すんなり立ち上がった。
もし、D945GCLF2を組み立てて電源を入れても立ち上がらない場合は、電源を疑ってみるのがよさそうだ。

今回のトラブルを経験して得たこと。
教訓1  同じマザーボードを複数使うこと。トラブル時に問題の切り分けをするのに非常に役に立つ。
教訓2 古いものの流用には限界がある。 仕様が微妙に変化しているので、もったいないからといって、あまり古いものは使わない方が良い。

2008年12月31日 | Posted in 電脳:静音サーバー | タグ: , , No Comments » 

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